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レ・ミゼラブルのTOTのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
3.8
カメラは臨場感溢れ、展開も緊張感溢れるんだけども。
冒頭の現代、普遍に到る結びの一節。
レミゼラブルとリンクさせようとして、よくある話のように陳腐化した部分があるような。
力を持つ成人男性は右往左往して、非力な女子供は暴走するって構造に、嘆息する。
白人、黒人、ヒスパニック、ロマ。
植民地からの移民も同化したフランスならではの対立関係より、子供たちがアンファンテリブルになる展開が悲しい。
現実を考えさせる強さより、現実を越える虚構が見たかったりした。
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