空海花

レ・ミゼラブルの空海花のレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
3.8
憧れの場所はとてつもなく酷いところだった。

三島映画の同日に観たのだが
この子供たちの熱量も凄まじい。
それももう相当おそろしいレベルで。

この熱量をもっと別のところで…と
別の国の大人は言うかもしれない。
でもこれはもう連鎖的なものだから
そんな生半可な言葉では済まされない。
育てる者が悪いだけ
それが親子で留まるうちならいいだろうが
これはもう世代は明らかに超えて社会全体
果ては歴史にまで染みつきそうになっている。

始まった頃はこんなステファン刑事がその街に染まらざるを得ない「あぁ無情」かななんて
浅はかな想像をしてしまって
そんな陳腐な思考力をぶん殴ってくるような展開とラストシーンだった。

ラストについては、それはもちろんどちらにも思いとどまってほしい。
ひとまず理由はなくてもよいから。
そうすれば会話ができる余地がある。
それでも結局いつもどちらかが止まれず
連鎖がここまで来てしまったような気がしてしまう。

描き方と衝撃で評価は高め。


2020劇場鑑賞65本目/66


ログイン久々になりました🙇
皆様お変わりないでしょうか?
私の方は昨月終わりくらいから体調がおかしく
今月に入っても続いてしまったので
職場の休業要請もあってその間思いきって休むことにしました。
そこから糸が切れたようになってしまい
スマホを見るのも辛くて配信物さえ観られずに。ますます弱る。笑
それでもようやく少し抜けてきたので配信系をぼちぼち観ようかなくらいになりました。
流行りのそれではなさそうですけれど。
千葉県も結局映画館休みです。
やっていた時のレビューも貯めてますが…
皆様のレビューもゆっくり読ませていただきます。
まだもう少しちょっとずつやります。
それでもお付き合いいただけたら嬉しいです。
皆様もどうかお身体気をつけてお過ごしください。
空海花

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