家族を想うときの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

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「家族を想うとき」に投稿された感想・評価

MALPASO

MALPASOの感想・評価

4.2
『家族を想うとき』

社会派の巨匠ケン・ローチ監督作。
引いた目線で撮影をすることにこだわり、リアルさを忘れないケン・ローチ。

運送の仕事と介護の仕事に奔走する主人公夫婦。大きな会社がフランチャイズに及ぼす影響が生々しく描かれる。日本のコンビニの問題と似たテーマ。

ケン・ローチ監督の『私はダニエル・ブレイク』は偶然にも『万引き家族』と似た点が多かった。年末に放送していた是枝監督との対談を観たが、彼らは日本とイギリスで同じテーマを追い続けている。ポン・ジュノ監督も同様。

リアルな現実を娯楽として観てしまう。この家族の気持ちなんてわからない大手企業に勤める輩が、さもわかったような感想を言う。そんなことを考えていると腹が立ってきたー。

原題『Sorry we missed you』の意味する二つのこと。いいタイトル。邦題は見事にひとつになってる(笑)
犬

犬の感想・評価

4.7
派手なシーンや音楽はほぼありませんが、めっちゃ良かったです。現代社会の構造的な問題について考えさせられます。鼻にクリームを塗るシーンのようなディテールが光っています。エンドロールが短くて涙がごまかせませんでした。

このレビューはネタバレを含みます

物事の優先順位を「本当に大事なもの」が一番上にくるようにしないといけないと思わされた。最後、本当に仕事に行ったのかな………?
Woody

Woodyの感想・評価

-

あまりのショックに心が荒み、夫とケンカしてしまった、、くらいダメージの大きい映画
邦題とポスターから勝手にほのぼのファミリー系を想像していた、油断してた

Sorry We missed you
あれだけ必死に働いてるのに謝らなきゃいけない理不尽さも掛けられているのかな、と思っていたけれど、
ラスト全く違う意味に取れて、タイトルの重みをかみしめている
an

anの感想・評価

4.0
あまりにもひどい仕打ちの連続で見ていて辛く、その頂点に達したともいえるラストは辛すぎてほとんどコメディか大衆演劇に見えた。皆が皆いい人だけど、たががはずれると悪に錯覚してしまう。本当の悪は人ではなくシステムの方ということを押しつけがましいメッセージ性なく考えさせてしまうあたりはローチ流といえるかな。ローチはどこまでも人に優しい。
自分の状況を社会は知ったこっちゃない。

家族みんなで楽しげにバンに乗って歌を歌ってるシーンが1番好き

あれが本来の姿だと思った
Rubin

Rubinの感想・評価

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記録🔖
SGR

SGRの感想・評価

4.0
ようやく北米でも一般公開。もう何というか、ただでさえこんなガタガタな世の中なのに、コロナショックでこういう人たちが更に増えるんだろうと思うと(あと自分の将来とかも考えると)憂鬱でまともに映画に集中できなかった。。

ケンローチは、ほんとにもう…。
人をみつめるまなざしは温かいのに、描く現実はとてもシビアだね。

前作同様、イギリス社会の現実を知らされる。まざまざと見せつけられて、私はつらいよ。それでも、この世界に絶望しないのは、ケンローチのまなざしが温かいから。どんな状況であれ、人は尊く、その営みは慈しい。

通底するテーマは、日本でも世界でも共通だよね。彼岸の火事じゃないっていうか。私のことでもある。

資本主義社会の勝ち組エリートとかは、この映画を観て、何を思うのかな。単なる競争社会に敗れた貧困層の映画って思うのかな、これを。
下高井戸シネマ
うちに配送してくれる、ワタナベさんは凄くいい人です!
お母さんが上司にキレるとこが愛があって好きだったなぁ!