家族を想うときの作品情報・感想・評価・動画配信

「家族を想うとき」に投稿された感想・評価

こんなに悔しくて、悲しくて、怒りがこみ上げて来る終わり方があるだろうか?いったいこの愛に溢れた、しかし多くの問題も抱えた、つまりどこにでもいるごく普通の家族の何が悪いだろう?でもこれほどまで怒りを内包していながら、ケン・ローチは決してマロニーを分かりやすい悪にはしない。それはもっと大きく深い問題があるからだ。マロニーを分かりやすいクズに仕立てれば映画的カタルシスは得られるだろう。けれどそれをしては本質が見えなくなってしまう。それでもケン・ローチはアビーの汚い言葉で私たちにカタルシスを与えてくれる。もちろんそれで何が変わるわけでもないのだけど。
mzk

mzkの感想・評価

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悪役は不在で、言うなれば「貧困」が悪役だ。リッキーの上司も悪役とは言えない。あれが彼の仕事なのだから。何事も家族のためだが、家族の絆も、家族の時間も失われる。非常に悪循環なシステムに憤りを感じるが、リッキーの仕事は配送業で、我々は加害者の側面を併せ持つ。それが、この物語を他人事とは思わせない。
YK

YKの感想・評価

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責任の不在
頑張っても報われないのは誰かが悪いから
愛とか想い以上に綺麗事じゃない世の中
生きるってこんなにも大変なのか
何を変えれば生きていけるのかな
手厳しいわ
ちゃみ

ちゃみの感想・評価

3.0
重くて何度も見たくはないし面白いわけじゃないけど深い〜
娘の行動が泣ける…貧富っていうかパラサイトみたいな感じ
イギリスの労働階級の悲哀を一貫して描き続けるケン・ローチ監督。相変わらず「すべて貧乏が悪い」。弱い立場のまま抜け出せない人たちは常にいる。ケン・ローチはドキュメンタリー風の客観的な視点が得意でしたが、2000年に入った頃からドラマ性を高めて登場人物に共感できる映画を作りました。

前作『わたしは、ダニエル・ブレイク』で引退を決意しましたが、これだけは描きたいとカムバックしました。その描きたかったテーマとは、いま流行の「ギグ・エコノミー」です。この作品で描かれる「フランチャイズ」はギグ・エコノミーの一つの形態です。身近なところではUberEatsの配送人も「フランチャイズ」なんですよ。すごく身近なところですでにあるんです。

日本だと非正規雇用の問題と根っこは同じです。企業にとっては非常に有利なんですよ。いつクビにしてもいいし、福利厚生も必要ない。ボーナスもない。それが「ギグ・エコノミー」の正体です。UberやAirbnbなどキラ星のようなスタートアップって非正規雇用を前提に成り立ってるんです。

すごく、タイムリーなテーマですよね。やっと時代がケン・ローチ監督に追いついた感じがします。でも、やっぱりこれを観るのは辛いよね。最近になってようやく非正規雇用やギグ・エコノミーの問題が明るみになったけど、解決策はまだ見えていない状態。本作でも問題提起はしてるけど、解決策はない。
34

34の感想・評価

3.8
子供との時間をとるか仕事をとるかではなく子供のために仕事を頑張っている。
自分が子を持って初めて親の気持ちがわかるっちゅうのかー。
お互いが支え合う心こそ愛。
Ken

Kenの感想・評価

4.1
キャスティングの甲斐もあって、中産階級家族の生活がリアルに描かれている。現実世界と地続きな印象を与えるラストカットがある意味衝撃的だった。
ry

ryの感想・評価

3.3
配達員で労働多忙で絶望してたけど
それ以上にいい家族やと思ってしまった
お金なくても幸せの真逆駆け抜けてた
謎にバッドエンド
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