2020年劇場鑑賞1本目。
本当は「存在のない子供たち」を観に行く予定が、まさかの電車が池袋手前で40分停車…。
せっかく渋谷に向かってたので東京でしかやってない映画を観よう…とやむ無く入ったのが…
「地獄への道は、善意で舗装されている。」
誰も悪くない。
マロニーですら、彼の職務を忠実に遂行しているだけ。
勤勉で、真面目で、責任感が強く、頭だって悪い訳じゃない。
そして何より、他人の気持ち…
日本だけでなく特に先進国といわれた各国でさえも働く環境の歯車から落ちたら劣悪な労働環境に!それから必死に家族を思い一生懸命這い上がろうとするが?この映画の登場人物はまだ恵まれている。何故なら家族の歯…
>>続きを読む「Sorry We Missed You」
原題の意味を知った時、ハッとした。
インターネットで物を頼めば
次の日には家に届く便利な時代。
利便性の裏には、労働者の苦労があるし、多くの消費者はそれ…
このレビューはネタバレを含みます
監督が見聞きした善良な一般家庭をスポイルする悪循環な社会の実情をハッキリとした怒りでもってゴロンと目の前に付きだしてくる。
核家族化が進み家族一人一人が逃げ場の無い状況に追い込まれていくのは外国だ…
このレビューはネタバレを含みます
フランチャイズの事業主になってはいけないって思わされた映画だった。
健忘録用あらすじ
マイホームパパになるつもりが借家生活。
フランチャイズの事業主になるから賃金は歩合制。長時間労働必須。
…
金融危機以降、持ち家も職も失い、日雇いでなんとか家族を養おうとする父親。彼は個人事業主として運送会社と契約しているため、法定時間を超える労働に苦しみ、パートタイマーの母親も何時であれ職場に駆り出さ…
>>続きを読む新人俳優ばかり集めた家族4人、役柄と似てる環境の人を集めてるからリアルに見える。
家族のために働いてるのに、そのせいで家族がうまくいかなくなる、
何のために働いてるのか?
そこまで命がけで出勤しな…
ギグワーカー。
個人的に「私はダニエルブレイク」より刺さりました。
世界的に電子商取引が流行し、便利に買い物を行うことができるようになった。その反面、運送業者の人手が足りなくなっている。
物語では一…
前作に続いてニューキャッスルが舞台の作品。また同様にごくごく普通の労働者たちが社会のシステムに翻弄され、スパイラルを下へ下へと落ちていかざるを得ない姿が描かれている。
悪意をもって、悪気をもって動い…
© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019