えーこ

マティアス&マキシムのえーこのレビュー・感想・評価

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)
3.6
『君の名前で僕を呼んで』に感銘を受けたドランが地元カナダ·ケベックを舞台に描く青春ラブストーリー?

友人の妹の短編映画で、キスシーンを演じることになったマティアスとマキシム。
ちょうどカメラで口元隠すっていけずぅ~(笑)
6年ぶりに自作出演、あまり感情を表に出さないマキシムを繊細に演じる。
やっぱり俳優としてのドランも好きだー
顔に泣き濡らした跡のような大きなアザがあって、泣きそうな笑い顔がたまらない。

夜明け前、あぶくのように?湧き上がる感情をかき消すかのように湖で泳ぐマティアス。
『きみの名前…』のようにピアノの旋律がゆれる想いを奏でる。
急に無視したり、意地悪したり、
小学生かっ(笑)
マキシムはマキシムで受身過ぎだし、
もっともどかしかったり、切なかったりしたかったのになんだかなー
"仲間役"には本当の友人も登場してるとかで、ドランが仲間とワイワイて新鮮だったけど、正直会話が面白くなくて、、
脚本がびみょー(←えー)

ドランの永遠のテーマである?"母と息子"
どうしようもない母親でも嫌いになりたくないから、彼女から逃げる決意をしたのか。
対照的にマティアスの母親がとても素敵なのが悲しい。

♪こなあぁぁゆきいぃぃぃーーーねぇ
ガラス越し、雨粒、1/3構図?はソール·ライターチック!?
天性の映像センスはさらに磨かれていぶし銀??
でも私は『わたしはロランス』の頃の鮮烈カラフルポップが好き♡
えーこ

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