このレビューはネタバレを含みます
過去にキスをしたことをマキシムは覚えているのに、マティアスは覚えてないと言い張る。当時のマティアスも、マキシムに対して感じた「好きなのかもしれない」という気持ちを認めたくなかったからだろうか。
短編映画のキスシーンの後にふたたび湧き出た「好きなのかもしれない」気持ちと向き合う事が苦しい様子がガンガン伝わってきた。
マキシムと向き合うことはマティアス自身と向き合うことだから、マキシムと会いたくないし、冷たく当たってしまうし、そんな自分も嫌で…
パーティーの夜に2人きりになったあのシーンを見たときに、マティアスは自分自身を受け入れられたように見えて思わず涙。
ラストの、マキシムを空港に連れて行くシーン
マティアスは心の整理がついたから笑顔でマキシムに会えていたんじゃないか。良かったなあ