セネガルが舞台の作品。セネガルってどこだろうと思って調べたら、アフリカの西に位置する国で、フランスの植民地だった。パリ・ダカール・ラリーで有名な地だ。そしてセネガルの名前の由来は、ウォロフ語で「我々の船」を意味するそう。この作品とのリンクを感じた。
不思議な映画だったなぁというのが第一印象。この映画が特徴的だったのは、移民として行く人達ではなく、祖国に置いていかれた人達がテーマなところ。
恋愛要素もあり、切ないストーリーだが、その節々で暮らしの様子や貧困（日本人視点で決めつけるのは良くないかな)が垣間見える。スマホを道端で買うんだ！とかクラブが盛んな街なんだ！とか発見もあって面白かった。最後の方はホラーの様に感じる場面もあり、不思議な雰囲気を纏っているお話しだったなぁ。
海ばっかり見ている彼を感じて、最後は自信がついたみたいだけど、脈絡は少し謎だった、、。海を見る事で、海の底にいる彼を信じ続けられる強さがついた彼女は、お金持ちとの政略結婚をする必要がなくなったんだろうな、というのは想像出来る。
自粛期間で映画をたくさん観れるのは楽しいけれど、レビューする気が起きない、、。でも残さないと忘れてしまいそうだから頑張りたい、、。
