髙橋佑弥

鵞鳥湖の夜の髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)
2.5
"弛緩"が面白さに直結していないと、この作劇で2時間はキツい。舟上と光靴踊りと麺は良いが、暴力表現は"奇抜"志向が過剰で前作から大きく後退。生真面目/小手先感も否めない『薄氷の殺人』(私は好き)の方が余程よい。

ネオンは特に目くじらを立てるほどのものではない。そんなにやりたいならば仕方がないでしょう…という感じ。もっと上手くいっていないところは沢山ある。全編サスペンスを損なう編集は何とかならんものかしら(脚本の情報開示タイミングが下手なせいでもあると思うが)。

2020/09/30
髙橋佑弥

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