鵞鳥湖の夜の作品情報・感想・評価・動画配信

「鵞鳥湖の夜」に投稿された感想・評価

出だしの雨音からすでに心を持っていかれた。

YCAM爆音映画祭2021
始まって間もなく、静寂を切り裂くアツい死に様に銀狼怪奇ファイルを思い出した。窃盗団内で主人公と対立する輩に「猫目・猫耳」というネーミングの兄弟がいるチャーミングさのギャップ凄い。傘を使った血飛沫が張り付く殺しは、その鮮やかさとアイデアに見惚れてしまった。

また、BGMにジンギスカンが流れる中踊る力の抜けるダンス、なんだそれという光る靴。猥雑な路地裏。目を見張る光と影、鏡の演出。お金を払うと歌ってくれる奇妙な見世物…

間の抜けるユーモアと、妖艶で幻覚のような眩く画が交互にきたりするので、ストーリーよりも一瞬一瞬のビジュアルがとにかく強烈に印象的だった。同監督の『薄氷の殺人』でもそうでしたが、変な映画だけど妙な心地良さがある。
大陸の田舎の画がとにかく好き
rt

rtの感想・評価

2.6
薄氷の殺人はもっかい観たいな。
激渋逃避行。
雨の中、佇む阿部寛似のおじさんチョウに「おにーさん」と声を掛ける”水浴嬢”なる娼婦。女の方はチョウのことを知ってるようだが、チョウの方は「なんで妻が来ない?」と困惑。どうもチョウはギャング的な連中の偉目な人らしいのだが、舎弟の暴走から一種の抗争が起き、その過程で警官を誤射しお尋ね者の身とのこと。女は「自分に掛けられた懸賞金が妻に渡るようにしたい」というチョウの願いを舎弟経由でお使いしてたっぽい。
敵対ギャングと警察に全力で追われる中、チョウと女に妙な絆も芽生える。地図にも載ってない飛び地”鵞鳥湖”で無事(?)に懸賞金を妻へと行き渡らせることができるか…みたいな。
まぁ邦画的な静かさで画面も暗めなので割と退屈だった。基本複雑な追いかけっこに終始する内容。スラム全開な街並みとかは結構すき。ベリーショートヒロインは刺さらないのでそうじゃなかったらもう少しよかったかな。

個人的に気に入ったのは、ボート上でフェラ抜きするところと、洗濯機上でレイプされるところです。
ごろう

ごろうの感想・評価

3.5
湖岸のバックショット一閃。
不意に捉えられた水浴嬢のもののあはれ。
しかしそれ以外は、、
majizi

majiziの感想・評価

3.9
刑務所から出たばかりの男が警官を殺してしまい、自分にかけられた報奨金を妻子に残すため、娼婦のアイアイと逃亡する物語。

ディアオ・イーナン監督は、中国の汚さや底辺にいる人間をヒューマンドラマではなく、ノワールとして描こうとする姿勢に好感が持てます。

でも今回は逃亡劇ばかりで、あまりストーリーに起伏はありませんでした。

所詮チンピラの揉め事って感じで小さくまとまっています。

どんなに反社会的で腐った人間だろうとキャラに魅力があれば面白かったと思うのですが、主演の二人も脇役もあまりそうではなくて少し残念。

ただ大陸の地方都市(撮影地は武漢)特有の細やかな再現がとても良かったです。

瞬間的に映る小さな場面でも湿度や匂い、庶民の生活が感じられます。

光と影、ネオンカラーの演出は夜が大半なので映えるのですが、言ってしまえば粗が出にくいし、ちょっと冗長気味。


エンディング曲は劇中でも使われていた『ブンガワン・ソロ』のカバー。

私はこの曲が好きなのと(特に『花様年華』で使われている潘迪華が歌うバージョン)歌っている主演のフー・ゴーが男前で歌も上手いのでスコアは高めです。
話はアレだけど映像がめちゃ美しい
突然始まるアクションもやたら派手でなかなか魅力的だった
短髪のグイ・ルンメイほんとーに綺麗
Yukisounds

Yukisoundsの感想・評価

3.2
ギャングものの割に直視できないような残虐なシーンはなく、というよりも直接的な映像ではなかったのかも。
鵞鳥湖という奇妙で魅惑的なロケーションの雰囲気がよかった。
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