たにぐちたかお

その手に触れるまでのたにぐちたかおのレビュー・感想・評価

その手に触れるまで(2019年製作の映画)
3.8
盲目的.絶対的な信者とは?

この作品ほどに何が伝えたいのか、要点であり核心だけをズバリと突いてくる作品もなかなかに無いなと、とても重く考えさせられる内容ではありながら清々しさで一杯だった。

この場面で終われ!ここで終われば最高の幕切れだぞ、と願ったラスト。
とても、納得のいくラストシーンだった。

果たして、ラスト。
それで終わりなんだろうか?
そうねじ曲がった深読みをさせてくれる信仰という物の深さも無宗教である自分は何かに置き換えて思考するべきだと訴えてきた。

洗脳はされるべきものではない。
どちらかを選ばれなければいけないのならば、
絶対的に、するべきものだ!
たにぐちたかお

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