シチリアーノ 裏切りの美学の作品情報・感想・評価

上映館(3館)

「シチリアーノ 裏切りの美学」に投稿された感想・評価

Jaya

Jayaの感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ブシェッタの生涯を描いたものかと思っていましたが、ほぼ法廷劇でした。舞台をある程度絞ったこと自体は良かったと思います。

ただ、法廷でのやりとりに入るまではかなり平板で退屈でした。冒頭のドンパチが続くものかと思っていましたが、あっさり終わりました。
イタリアの法廷ってあんなにアグレッシブな作りになってるんでしょうか…。檻の中のマフィアは誰一人威厳もなくポンコツ老いぼれの見世物のようでした(本当にあんな作りだったらすいません)。confrontoが具体的にどういうものかわかりませんが、法律用語(おそらく)の訳が「対決」とは、もう少し何とかならなかっんでしょうか…(正しい訳だったらごめんなさい)。しかも内容は単なる口喧嘩という…。

描写を多く省いているので、法廷の争点はどこなの?とか、判事といつの間にそこまで心を通わせていたの?であるとか、あれだけ息巻いてたカロ殺しはどうなったの?とか、色々なところで頭の中が「???」で一杯になりました。自由にアメリカとイタリア行ったり来たりしてるように見えるし…。

全体的に一本調子で、余りメリハリが感じられず、「裏切り」の描写すら薄っぺらく、特に印象に残る点のない映画でした。
byrd

byrdの感想・評価

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@シネマロブレ
yontanu

yontanuの感想・評価

3.8
マフィアというかコーザノストラな男たちの話
とにかく法廷のシーンが大好き!
動物園みたい!
ほんまにあんなやったんかなぁ
裏切った真意がいまいちコレといった核はないけど、実際そんなもんかも
ピエルフランチェスコさん大好きやけど、かっぷくよすぎてにやにや
ベロッキオ7本目。
常にドラマティックな緊張感を保たせる力も情熱もある監督だし、鏡の中での銃撃戦・口を縫う男・橋での爆破など見どころはたくさんだけど、ピンと来ない。

社会派テーマで撮りながらも作家性が強い監督だが今回は題材が合わなかったのか??
でもなんだかんだベロッキオの映画の独特な気配は常に好きだな。
battuta

battutaの感想・評価

3.0
監獄と法廷が一体化している舞台装置。
マフィア映画特有の〈あちら側〉と〈こちら側〉。
kaeru3

kaeru3の感想・評価

4.0
邦題やポスターと違う印象の映画。
時にベロッキオ監督らしい演劇的な演出で緩急を付けつつも、全体に虚しさ、空虚さが漂っていて、それが余韻を残す。
ベロッキオ監督が描く夜更けや夜明けの場面は、どれも静謐で穏やかで好き。
si

siの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

初ベロッキオ。

冒頭のパーティーシーンが、え?ってくらいデジタル映像っぽくて観る映画を間違えたかと思ったが、次のシーンからは俄然良くなった。

イタリアンマフィアによる裏切った者は一族郎党皆殺し、これが比喩でも何でもなく本気の所業ということに震え上がる。画面に突如出て来るカウンターが今まで殺した一族の人数だと分かる瞬間にゾッとした。そこからいろんな場所で一族が殺しされるのだが、鏡工場のような場所でのカットが無茶苦茶カッコいい。

夫婦別々に乗らされたヘリコプターで、警察が主人公に口を割らせるために奥さんを宙吊りにするのも怖すぎる。マフィアには容赦ない。

裁判シーンが長いんだが、裁判場に牢獄がズラリと並べられ、各マフィアのメンバーが言いたい放題という狂った状況でとにかくイタリアすげえな、と思わされた。通常の牢獄でも娼婦を呼んだセックスが普通に許されてるし。文化の違いがエグい。

こういうのを普通に見せてくれれば気に入ったのだが、時制が入り乱れてよく分からなくなるのが難点。ラスト、主人公に殺された人は誰だっけ?と2週間考えたら、やっと分かった。若い頃に殺そうとしたら相手が気付いて常に子供を盾にするようになったという抗争先のボスだった。アイツ、全然ボス顔じゃないから分かりにくいよ…。
MGJ

MGJの感想・評価

3.0
マフィアの派閥闘争で起こった事実を再現するドラマ。

前半の展開が早い分、後半が長く感じた。
法廷でのやり取りもこれと言った強い切り口ではなく、事実を突きつけるだけで、そもそも相手の言い逃れに無理があり過ぎた。
法廷闘争もののイメージで見たからちょっとがっかりしてしまったのかも。
全体的に見せたかった力点が分散してしまった印象。
gassky

gasskyの感想・評価

3.7
70s映画好きマスト!かっこいい
マフィアの衰退と共に物語も失速して微妙だった、政治家が一番怖い
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