2時間半唸りっぱなし。
あの面白空間の裁判所が実在のものと聞いて驚いた。動物園みたいだなと思ったら露骨なモンタージュ。コメディスレスレになりそうでならず、振り幅は広いし、緊迫感も持続する。
だいいち…
音楽がすごくイタリア映画っぽい
人間関係も濃い
序盤で、左下の白い数字のカウンター
こういう演出は初めて観た気がする
ブラジルの捜査当局、空中で随分とえげつないことするんだなとビックリ!
イタリ…
序盤に並ぶ繚乱たる名前が単なる数字になるように、死者や過去、見世物とそれ以外が透徹される視点にビリビリする。とてつもなく簡潔で贅沢な海上の拷問や判事のあれこれ。もう着地なんかどうでもいいと思った矢先…
>>続きを読むベロッキオが描く、いぶし銀の実話クライムドラマ。
1980年代のシチリア。
巨利を生むドラッグビジネスにのめり込み、金儲けのために身内で抗争を繰り返すコーサ・ノストラを内部告発し、弱体化させた一匹狼…
裁判シーンが一番面白かった。
「事実を基に」系っぽいが、主人公・ブシェッタの供述をベースにしているためであろうか?
真実かどうかはわからない描写が多く。
組織メンバーの殺人(特に息子を殺されたこと)…
このレビューはネタバレを含みます
イタリア版 仁義なき戦い・・・という触れ込みでしたが、法廷場面が見応えあり⬅️本当にこんな法廷だったのかなあ?😅
組織を裏切った主人公がいつ殺されるか終始心配してましたが、天寿を全うして自分のベッ…
木曜日のルシネマなんてガラガラだろと思っていたらまさかのほぼ満席。こんなにルシネマが混んでるのは去年か一昨年のマイケル・ケインの「何とかジェネレーション」以来ではないか?
これは期待がもてるわいと思…
犯罪は犯罪なので、感情移入することは出来ないけれど、
冷血に堕落して行く組織を赦せなかったブシェッタの、そのプライドについては幾分か同情をひくに足るものであったかと思う。
法廷でのピッポ・カロとの…
とにかく裏切りの美学っていう日本の副題は全然ダメ(どこに美学があるのか分からない)なわけだが、本編もそんなに良くはなかった。二時間半もあるのはさすがに……という気がする。
ただめちゃくちゃ良い箇所…
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