娘二人を女子レスリングのメダリストにするために奮闘する父の話。下敷きとした史実あり。
役者みなみっちりと特訓を積んだというレスリングシーンは圧巻！親切にもルール説明もあるため
、レスリングに暗くても安心して観られる。
まだ男女の差が根深いインドにおいて、この設定がノンフィクションだいう点が凄い。
女性が半ズボンを履き、髪を刈り、従兄弟の男性が炊事する。相当世間の目は冷たかったことだろう。
加えて、家はベジタリアンだろうのに、鶏肉を食わせていて宗教観にびっくりさせられた。
宗教とか、身分とか、男女の差とか、そんなものを全て超越して重視すべきなのが才能なのであろう。
マハヴィル役のアーミル・カーン、
今のマハヴィルを撮影した後に、昔のマハヴィルを撮影するため、体脂肪率を39%から9%に落としたらしい。その間なんと4週間。
彼の役作りのストイックさが顕著な映画。
いかにもインドおじさんといった、お腹ぽっこりのアーミルカーンがかわいい。
娘たちがモリモリ食ってたパニプリっぽいやつおいしそう。ハリヤーナー州のパニプリどんなグレイビーなんだろう。
