水のまち

小さな兵隊の水のまちのレビュー・感想・評価

小さな兵隊(1960年製作の映画)
5.0
それまでの藝術全てを飲み込んだ七番目の芸術は、狂おしいほどに美しい。民族自決にひび割れる世界の中の白い一室で、女は理想を、男は寡黙を、口にした。鏡の中の顔は、内面に思い描く顔と違うと知って、言葉の真偽も不確かに、無視することも増えてくる、それは今も同じ。絶望のような音楽も、敏腕でないのも、最高すぎる。
水のまち

水のまち