「女と男のいる鋪道」を観てアンナ・カリーナに魅せられた。彼女がゴダール作品でどんなふうに成長し、ゴダールは彼女の魅力をどんなふうに撮っているのか。
1960年代のゴダール、通称「アンナ・カリーナ時代…
ゴダールの苦手意識を無くすために見てみた。
1960年当時、フランスより兵役を逃れてスイスに逃亡したブリュノはスパイとして活動していた。アルジェリア解放戦線の要人暗殺を命じられるが、断ってしまう。…
スパイとして極秘に暗躍していた男性がある女性と恋に落ちる。硬派なカメラマンでもある男性と天真爛漫だけれどもミステリアスな雰囲気を纏い少し陰がある女性。その対照的な組み合わせが良き化学反応を発生させて…
>>続きを読むシークエンスの前に、理想のカットがある。まあ、当たり前なんだけど。
音楽の切り方、映像の切り方。
物質的な趣向と、国との連関、など別に面白くもない話は思考をなぞるように流れていく。クールさ、ポッ…