ゴダールはやっぱりすごい。
たまに観ると、普段接している並の作品との違いが際立っていて、全く異なる表現媒体みたいだ。
60年超経っているのにあまりに瑞々しい。
アンナ・カリーナもまだゴダール作…
このレビューはネタバレを含みます
あんなにも生々しく痛々しい拷問シーンを。
あんなにも可愛いらしいヴェロニカを。
1秒間に24回映してきた真実を。
ヴェロニカの拷問シーンでは見せない。
悪いことはより悪く想像してしまう人間の本質…
反テロ組織に属するカメラマンとその恋人を中心に描かれたアルジェリア戦争真只中のサスペンス映画。
思想の違いや権力に頼る紛争は昔も今も変わらない。犠牲になるのはいつも国民である。争いによる悲劇を繰り…
アンナ・カリーナのデビュー作なので鑑賞。本作のよく聞く評価は、アンナのデビュー作であること以外はさしたる価値もない、と言うもので、実際観た感想としてはその通りとしか言いようのない退屈さでした。ゴダ…
>>続きを読む男がぶつぶつ言ってることいちいちかっこよかったな
5月は〜6月は苦闘?っていうコクトー?の詩が思い出せなくてもやもや…
バッハは朝8時の音楽
モーツァルトは夜8時の音楽
アンナカリーナと喋って…
死の一瞬ではなく、拷問という継続的な暴力の時間を捉えること(カミソリの刃を口にくわえるくだりの痛ましさよ)と、アンナ・カリーナの全ての魅力を取り零すまいと彼女を本気で撮ること。その両方をかち合わせた…
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