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ANNA/アナのふーたらのレビュー・感想・評価

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
3.7
コロナ明け4週目、まだまだ他県の映画館には遠征出来る雰囲気ではありませんが、ぼちぼち新作も公開されつつあり、アフターコロナ的な日常的に慣れ始めた感じ。

恒例の週末、ハシゴ鑑賞ですが、そんな中から、新作、準新作合わせて4本を厳選。
その、4本目は、リュック・ベッソン監督作品の女性スパイものの「ANNA/アナ」です。

立派な軍人を父に持つ主人公は、両親が亡くなってからは、DV男に拾われて、犯罪に巻き込まれてしまいます。が、その直前に海軍に志願していた主人公の経歴に目を付けたKGBが主人公をスカウトして、訓練させて、いっぱしのスパイに仕立てられて、大活躍ってお話しです。

ロシアの武器商人を1人始末するのに、わざわざパリのトップモデルに上り詰めさせるってのも、ご愛敬な感じ。
この手の2重スパイものにありがりな分かりズラさもなく、時系列を前後させて、必ず事の裏側を教えてくれる、新設設計なところが、安心して観られます。

まあ、殺しメインのスパイ活動で、暗殺者なのに、あんなトップモデルのような長身美人がいれば、目立ってしょうがないんでしょうが。
本作は、アクションもストーリーも、微妙にどこかで観たことのあるような安心感(?)もあって、私的には、ちょうどいい感じでした。

2020年に劇場で観た映画の中で12位(47本中)です。
(本数は新作、および準新作の劇場鑑賞本数で、複数回鑑賞も1本でカウントしています。)

(2020/06/06 ユナイテッド・シネマなかま16 2D 字幕)
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