成川ジロー

ANNA/アナの成川ジローのレビュー・感想・評価

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
4.1
美しく強い女性が格好良く戦う、それに振り切ったフェチズム映画。お話はよくあるやつ。監督のフェチズム全開な部分はとても評価できるので、感想のフェチズム全開で書きたい。
中盤のレストランアクションが滅茶苦茶最高。白のロシア的な美しさ一転して黒のハードロックな美しさになるんだけど、どちらの時も本当に女優を美しく撮れてる。そこに全力を注いでいるのがわかる。主人公アナを演じるサッシャ・ルスの素質もあるんだろうけど、それを120%引き出したこのシーンだけでもベッソンを褒めて良いかも。白を脱ぎ捨てなりふり構わず血にまみれ銃を構える彼女は本当に美しかった。皿アクションもかなり良かった。
中盤が一番良くてクライマックスのアクションが普通。と言うか罪の無い人間を殺し過ぎてる気がするし。。。でもアクション中に時折見える素晴らしい脚線美は最高。見惚れるわ。
最後の公園のシーンは結構好き。諜報員ワラワラでわろた!どっちか分からないけど妊娠してるのとか言うと思ったけど、その展開は無かったな。

何も考えず見れるアクションとしてもまあ良いんじゃないかなと。美しい女性が見たい人にはオススメです!!
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