RAY

スペシャルアクターズのRAYのレビュー・感想・評価

スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)
3.8
面白かった。観て良かったなと思っています。


上田監督の単独作品ではないものの、『イソップの思うツボ』が、『カメラを止めるな!』の後の過剰な期待により、あまり楽しめなかったというのがあって、今回は本当にフラットな気持ちで臨みました。


一番感じたのは、既に多くのレビューで書かれている様に“映画愛”です。

役者さんだけではなく、みんなで映画を作っている感じ。
この映画を観ているとそんな風に思えてきて、とても楽しくなりました。


映画の内容についてなのですが、鑑賞前には情報をほとんど入れずに映画館に足を運びました。

僕だけなのかな?
多分、同じ事を思っている方も多いんじゃないかな?と勝手に思っているのですが、ポスターがとても『劇場版TRICK』を思わせる様な感じで、インチキ霊媒師とか出てくるのかなと思っていたのですが、そこのところは間違いでもなかったみたいです(笑)

僕もそうだった様に、前情報はあまり入れない方が(あらすじくらいは全然大丈夫ですが)きっと面白いと思うので、深くは書きませんが、内容も凄く好きでした。

“映画愛”だけではなくて、“人間愛”が伝わってきたと言うか。
「上田監督はきっと人が好きなんだろうな」と感じました。

特に、ラストにかけての展開は、僕は凄く好きでした。


本当はもう少したくさん書きたいのですが、これからご覧になられる皆さんの為にもこのくらいにしておきます。


皆さんへおすすめするのであれば、冒頭にも書きました様に、“フラットな気持ちで”ご覧になる事をおすすめします。


良い映画ですよ。
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