主人公役は73歳でコメディ映画の主役を張れる輝くシニアの星☆ダイアンキートン、というのと、50歳以下は住めないという滅法キレイなリタイアメント・コミュニティの、いつもながら理想的なアメリカの住環境が羨ましくて、つい観始めてしまう。
今回はダイアンキートン以外にもおばあちゃん達が大活躍、中でも最初は押し付けがましく思えたのにだんだんチャーミングに見えてくるシェリル、“over my dead body ”ことメリーウィドウのアリスよかった。特に驚く展開はないけれど、そこはダテに主役を張ってないダイアン・キートン、シェリルを演じるオーストラリアの女優・ジャッキーウィーバーさんも上手くて、予想外に泣かされた。
英語の題名はPomsで、あの手に持って踊るキラキラしたポンポンのことでありましょう。そのポンポンを持って踊るダンス、シニア女性に無理なく踊れるだけあって簡単で誰にでも楽しめて、かつなかなかカッコいい振り付けでよかったのではないでしょうか。実際にYouTubeに上げて欲しい。音楽担当のお孫ちゃんもグッジョブ！
アメリカの批評サイトでの評価はかなり厳しいらしく、それはわからんでもないが、高齢女性への敬意が感じられないというのはイマイチよくわからN。楽しそうだからいいんじゃないかと思ったんだけど、ダメかNE？
主な撮影地は、サンシティピーチツリー・アクティブリタイアメント・コミュニティと呼ばれる実際のリタイアメント・コミュニティ。リゾートスタイルのアメニティが満載のこのセンターは、アトランタのダウンタウンから1 時間の距離にあるグリフィン地区の、クリークサイドコート123 番地にあるそうだ。
