このレビューはネタバレを含みます
余命を悟った女性が自分の持ち物をガレージセールで売り払い施設に入所
チアダンスクラブを結成して仲間とダンスを完成させる
自分の遺骨を打ち上げ花火に託してきれいに散る最期の時
死期を感じ取り、ガレージセールで身辺整理をし
最後に花火で人生を打ち上げる、と
カトリーヌドヌーヴの『アンティークの祝祭』とやや似た設定ながらも
その味は大きく異なる
明るく軽やかに人生を終えたいという深刻ぶらないヒロインをダイアンキートンが演じる
教師だった経歴くらいしか個人的なことは明らかにならず
家族もいないようで孤独な終末を迎えるにあたり
やり残したことをしっかり(周囲を巻き込んで)思い残すことなくやり切る強者である