このレビューはネタバレを含みます
新しいヒーローが10人出てくるってだけでも十分胸アツなのに、監督と出演キャストを知ったときからとにかく上映を心待ちにしていた本作！過去作との世界観の違いに賛否両論あるようだが、私としてはMCUは科学技術やアイテムの力で戦うキャラが多いイメージだったから、魔法や特殊能力をガンガン使う異世界系のストーリーはまさに待ってました！って感じ！
序盤から早速アンジーを筆頭とする豪華＆大好きなキャスト達が巧みな連携プレイで華麗にアクション決めてるの観ただけで興奮と感動のあまり視界が涙でボヤけてしまった…！
スーツのデザインがとにかくスタイリッシュで洒落てるし（特にセルシとドルイグのデザインが好き）、エターナルズの円や直線を組み合わせたモチーフが美しすぎるし（あまりにアーティスティックだからモチーフのポスター的なの買って飾りたかったのに売ってないという悲劇）、全体的に風景の魅せ方や画角、光の当て方にもこだわりを感じて、流石クロエ・ジャオだな感が漂っていたぞ！！！
登場人物が多い分、名前や用語を覚えるまでが一苦労だったし、ところどころ分かりにくい設定もあったけど、扱っているテーマが単純な悪者退治ではないところが自分のツボにハマった気がする。考察の余地を残しつつ、続きが気になる終わり方だったので、今後の展開や他作品とのリンクに期待。
久々にアンジーのアクション観れたのもよかったが、何よりバリー・コーガン、ビル・スカルスガルド、ハリー・スタイルズが共演者に名を連ねてるって…それだけで軽くご飯3杯はいけるぞ！！？（まあビルとハリーはまさかの役どころなので全然出番ないが…）
『聖なる鹿殺し』での怪演を目の当たりにして以降、バリー・コーガンの演技にすっかり魅了されているが、アクションのイメージが全然ない…と思ってたら案の定マインドコントロールを武器とするドルイグ役でうまくハマっていたので嬉しかった！「欠点がなければ人間じゃないだろ？」って台詞にもグッときたなあ。
"エターナルズ"なのに、スプライト役に若い子起用して大丈夫…？成長して続編の撮影難しくならないか…？と勝手に危惧していたら上手く処理してくれたので安心(笑)。続編でいい感じに成長した彼女が仲間のピンチに再登場する！みたいな展開を熱望します！！！
イカリスは何故太陽に突っ込んでいく必要があるの？何千年と生きているいい大人なんだから素直に謝罪して仲間達と仲直りしなさいよ、と思ったが、彼が燃え尽きた描写はなかったし、彼の背後に何者かが向かってきているような線ぽいのが見えた気がするので、実はキャプテンマーベルあたりに助けられていて、いずれスプライトとともに仲間のピンチに再登場する！みたいな展開を切望…いや、渇望します！！！笑
