このレビューはネタバレを含みます
思いっきり神話ドン!って感じだけど、クロエ・ジャオ監督ということもあり、何千年も生きる神的存在のエターナルズを、その心痛を軸に描き切った。大自然をバックに大きなタイムスケールで魅せる手法が見事。
CG映像のスケール感とかはかなり好きだな。イカロスがビーム放ちながら進行方向にカメラがグングン寄ってく予告とかでも使われてるカットが特に美しい出来栄え。戦闘シーンもパワフルで見応えがあった。
しかし、みんなフツーに英語喋ってるんだが、紀元前から英語はこの星の共通語になる事が決まっていたのかな。
まあこれは重箱の隅だけど。
エターナルズの面々もどことなく人間離れしたキャスティングになっている。個人的にはバリー・コーガンが嬉しい、あの不気味な存在感は唯一無二(本人はマジナイスガイ)
続くMCUへの目配せがあり、映画は終了。なかなかいい作品でした。