Nana

プライベート・ライアンのNanaのレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.0
約3時間に及ぶ戦争映画。戦争映画苦手なのでクリップしたまま放置してましたが、アマプラ見放題が終わるので、見てみました。

スピルバーグ監督はリアルさと人間の良心を描く監督だと思うけど、正にそんな大作。前半のノルマンディー上陸のシーンから、観る人も一気に戦場に引き込まれる。
映画と分かっていても、あまりにリアルな戦闘シーンに厳しい状況が無理なく理解できた。

その後のライアン二等兵を探すクダリが長くて、肝心のライアンが出るまで2時間くらいかかるんだけど😅

しかしトム・ハンクス以下名優ばかりで脚本も面白く物語に入り込める。
あまりに簡単に人の命が失われていく戦場で、自分に誇りを持つとはどういうことなのか、しみじみと伝わってきた。

ライアン救出隊のメンバーはそれぞれいいヤツばかりで、死ぬ度辛い(´;ω;`)カパーゾ!
それに比べてライアンの「コイツ?」感も凄かったw

長いから2回目は厳しいけど、生きるとはと考えた時に、じっくりと取り組みたい良作でした。

関係ないけど兵士が白人ばかりという戦争映画は、ちょっと違和感があった。あの頃はそういう区別もあったんでしょうね。
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