ほーりー

プライベート・ライアンのほーりーのレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
3.8
原題を直訳すると「ライアン二等兵の救出」。個人的にはこのタイトルでも十分カッコいいような気がする(やっぱり直訳でもいいからちゃんとした日本語の邦題の方が好き)。

ちなみにライアンの軍服の階級がインクで一等兵のものが書かれてるそうな(現地昇格かな)。さすが設定が細かい。

そもそも一人の兵士を捜索するのに、別の隊からわざわざ編成したチームを激戦地に送り込むなんて実際あんのかよとか思っちゃうと、この映画全然楽しめなくなるので、そこはあくまでもフィクションと割りきる必要がある作品。

中学の頃、この作品の大ファンの友達がいて、映画が好きならこの映画を観ろ!と貸してくれた思い出がある。

冒頭のオマハ・ビーチにおける、凄惨を極めた戦闘シーンは本当にインパクトがあった。

最近では「ハクソー・リッジ」の戦闘シーンが印象的だったが、本作公開当時には、これほどリアルに血飛沫や肉片が飛び散る戦争映画はなかったように思う。

個人的には最後のミラー大尉の言葉など、ちょっと演出が説明過多のように感じた。

ミラーからライアンに託す言葉なのだから、映画に込めたメッセージをあえて台詞で伝えているんだろうけど、ストレートすぎるような気がする。

ベテラン兵士と一兵卒の会話では、同じノルマンディー上陸作戦を描いた「史上最大の作戦」のラストでの、リチャード・バートンとリチャード・ベイマーのやり取りの方が良かったように思う。

とはいえ、この「プライベート・ライアン」も臨場感のある戦闘シーンは今観ても迫力があり、最後まで目が離せない!