うさこです

プライベート・ライアンのうさこですのレビュー・感想・評価

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.0
子供の頃のトラウマ映画

10歳くらいの時にハワイで適当に選んだチャンネルがまさかの今作
冒頭のノルマンディー上陸作戦で(もちろん途中で消したけど)、それから戦争映画が観れなくなるくらいすごいトラウマになった映画でした
ある意味すごい引きを持ってるな…

あれから20年近く経ったので克服のために鑑賞
いや…それでもきつかった…アイス食べながら観ようとか思ってた自分をぶん殴ってやりたい
あまりにも生々しい描写で目を背けたくなる(実際に何度も目を背けた)シーンが3時間近く続き、終わった後はぐったりしてしまった
自分の飛んでいった手を探す人、顔がなくなる人、爆弾とともに粉々になる人、飛んでくる銃弾、砂煙
一体どんな風に撮影したのだろう?どれがCGなのか?ここまで強烈な戦争映画は(あまり観ないからでもあるが)、二度と忘れられないようなシーンが盛りだくさんだった

たった1人のために犠牲になる必要があるか?
わたしも同じ意見で仲間を失ってまで探しに行く意味がわからなかった
怖気付いてなにも出来ないアパムなんて可愛いくらい。わたしだったら一目散に逃げ出すから。
けど子供全員を失うお母さんのためだったのかな、せめて末っ子だけは、これが任務だから
姪っ子に似てるからって子供を連れて行こうとする空気が読めないドミニクとか死ぬ直前にママと連呼する兵士、最後は顔付きが変わりすぎてるアパム、神を信じきってるスナイパーとか、
戦争映画だけどめちゃくちゃ人間ドラマだった

もうぐったりしすぎて動けないくらいの作品だったが1917は絶対観に行く…
うさこです

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