YAZ

彼らの最後の夜のYAZのレビュー・感想・評価

彼らの最後の夜(1953年製作の映画)
3.3
ジャン・ギャバンの観る

図書館司書務めるリュファンの
裏の顔はギャング一味のボス。
故郷離れ彼が暮らす下宿に教師
志望のマドレーヌがやって来て

マドレーヌが列車で故郷離れるところか
ら始まり何故か神父が付き添ってる。神
父が紹介した下宿に着いても食事断りベ
ッドに打ち伏せるマドレーヌ。故郷で何
かあったのかなと思わせる

裏の顔でミスったリュファンが逃亡する
破目になりマドレーヌが献身的にサポー
トするが。。。が大筋でマドレーヌが愛
人ならよくある話でラストもよくある

マドレーヌがそこまでリュファンを助け
る説得力がね~です。リュファンも訳ア
リな男のようなので下宿先で訳アリ同士
が出会い心が動くのを一つでも見せてれ
ば全然違ったのではないかな

逃げ場ないリュファンが仲間の助けでベ
ルギーへの逃亡計画してマドレーヌも。
30年代のペシミズム漂う男と女の逃亡
劇狙ったけど外してしまったみたい。
ギャバンもマドレーヌ演じるマドレーヌ
・ロバンソンも悪くないし演出も手堅い
のに一つ足りないので残念になってしま
った感じであります

監督 ジョルジュ・ラコンブ
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