ゲームのモブキャラ(背景キャラクター)だということに気付いた男ガイ(ライアン・レイノルズ)の日常を描いた作品。
カメオ出演がたくさんあると聞いていてじっくり鑑賞しましたが、声だけの出演だと正直わかりませんでした。
大好きなチャニング・ティタムの明るいキャラはピッタリで楽しませてくれたし、MCUのあの人の登場には気分が上がりました。それだけでも観て良かったと思えた豪華キャスト。
サングラスをかけた瞬間モブキャラだった世界に光が差し、自分の思いのままに行動できる喜び。いつも同じものを食べ、同じものを飲み、同じ挨拶をする良い1日よりも、もっと素晴らしい1日が突然訪れる。
そういえば今までゲームをしてきた中で、自分がプレイしてきたキャラに思い入れはあっても、すれ違ってきたキャラのことは覚えてもいなくて、この作品はそんな通りすぎるだけのキャラにも光を当てた新鮮な作品でした。
例え物語の主役ではなくても、自分で選べるって素敵なことだし、きのうとは違う1日を過ごすことは楽しいこと。
ライアン・レイノルズがとにかく明るく演じていて、光の当たらない人なんていないし、何かのきっかけで自分も主役になれるんだと勇気付けてくれた、元気になれる作品でした。