キツネとタユタム

フリー・ガイのキツネとタユタムのレビュー・感想・評価

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
4.6
とあるオンラインゲームのモブキャラの一人が自我を持ち行動し始める。自分がプログラムされた存在だと知らない彼が、現実を知り事件に巻き込まれていくお話。

最高の映画だった!最初の展開がゲーム好きじゃない人は楽しめないかなという不安もありつつも、中盤以降はハートフルドラマな一面もあり、万人が楽しめる映画となっており、満足度は高い。映画ファンが嬉しくなるようなサプライズも用意されており、言うこと無しのでき。

主演のライアン・レイノルズの良さは言わずもがな最高。モブキャラらしいぎこちない笑顔の表現が100点満点。
そして何といってもタイカ・ワイティティ!監督も俳優も出来るなんて、素晴らしい才能。今回の役どころは服装込みで完璧だった。ワイティティファンは観るべき一本。
ストレンジャー・シングスのやんちゃボーイ、ジョー・キーリーも出ているので個人的に多方面から色んな好きな役者が出ていてアベンジャーズ感があった。満足。

誰にも見向きされていなかったモブキャラにも人生がある。自分がモブキャラだとして、もし作られた人生だとしても、今の何かをしたい気持ちはリアルである。といった生き方に関するヒントも少しもらえる。

物語の良さ、アクションのエンターテイメント性、どれをとっても素晴らしいものでした。
キツネとタユタム

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