NPCが自我に目覚めヒーローになるという展開から、現実に何でもないモブキャラの我々一人ひとりだってヒーロー足り得る...みたいな読み解きが巷間なされている？と見聞きしたような気もするが、その部分には自分はあまりピンと来ず。
むしろ、仮想空間に人工生命が生まれるようになると、彼らは我々人類の新たな友となり恋人にもなるかもしれないということ、そして彼らは我々の希望や祈りがプログラムとして書き込まれた存在であるということ、そのロマンティックな展開の方に反応。基底現実では平日のリモートワークを行い、週末はフリーシティとのデュアルライフを行いながら、基底現実側の自宅にAIフレンドを端末越しに招くようなそんな未来が早く訪れるといい。
本作のクライマックスは例のビッグIP２連発だと思うが、ファンファーレが流れた瞬間、条件づけられたパブロフの犬のように泣きそうになり、自分でも少しびっくり(皆さんはどうだったろうか？
キリングイブのジョディ・カマーが、ジョー・キーリーの隣にいるからなのか、マヤ・ホークに似てるようにも思えてきてストレンジャー・シングスを思い出す。キャメロン・ディアス(ナイトアンドデイ)なバイク後ろ乗り2丁拳銃もカッコ良く、ゲームだけでなく、映画のオマージュも多かったはず。
あと、タイカ・ワイティティ演じるアントワンが履いてるスニーカーがマルジェラ。字幕監修はファミ通。
