きょう

フリー・ガイのきょうのレビュー・感想・評価

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
4.3
● 洋ゲー好きに刺さりまくりムービー
● ライアン・レイノルズだからこその面白さ
● 本編通したテーマは社会情勢も外さない

◇ ストーリー
普段どおりに起床し、同じ服装で銀行で働き、普段どおりに銀行強盗に遭う。そんな男”ガイ"はゲーム内のNPCだった。自分の生きる世界全てが作り物だと知った時、ガイはなにをするのか。

◇ 感想
まず、予告を見て元ネタにピンとこない人はこの映画を鑑賞しない方がいい。
正にゲームに触れてきた人達にこそ刺さるし、その中でもグランド・セフト・オートやセインツ・ロウ等のゲームあるあるがふんだんに散りばめられている。
私は背景にいちいち映り込むジャンプで移動してるプレイヤーがジャブのように効いてきた…。

また、本編の面白さはライアン・レイノルズのコメディセンスによるところも大きい。彼の表情はついつい面白く感じてしまうし、間のとり方を見ても抜群だ。それこそデッドプール好きは合うだろう。

お気楽エンタメムービーではあるが、人は何者にでもなれ、可能性がある。自由に生きていいんだというメッセージ性は流石外さない。ここがずれると全部伝わらんからね…。
きょう

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