片腕マシンボーイ

踊ってミタの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

踊ってミタ(2020年製作の映画)
3.8
めがねっ娘の武田玲奈ちゃんが柴犬Tシャツとか…もはやマシンボーイを落とす気満々でアタフタしたんやが!ぺろぺろ

東京の制作会社で挫折、田舎に帰った三田は、役場の観光課で町のPR動画をつくることに、何の魅力も無い田舎町、そこで町民参加による町中ダンス動画を撮る事にしたのだが…、って話

へへへ…みんなすっかり騙されていたようだな、今週は観たいんいっぱい公開されたんやが、マシンボーイの大本命は「酔うと化け物になる父がつらい…」やなくて、こっちなんよ!ぺろぺろ
飯塚監督×岡山天音×武田玲奈、すなわち!「ポエトリーエンジェル」の最強トリオが帰ってきた!ですよ、ぺろぺろ
あんな、これ何が凄いって「ポエトリーエンジェル」の詩が「踊ってミタ」ではダンスになっただけで、基本プロットはほぼ変わらない、ってとこ!落ちこぼれ達が集まって目標に向かって立ち向かい転んでは立ち上がり成長する…すなわちな、「ポエトリーエンジェル」にキュンして止まらんかったマシンボーイには鉄板ってことですわ!わっしょい!

まずは内容に触れる前に、マシンボーイは武田玲奈ちゃんの復活を素直に喜ばねばならん…、だって2017年2018年は「咲 saki」「ポエトリーエンジェル」「パパのお弁当は世界一」「人狼ゲーム インフェルノ」「仮面ライダーアマゾンズ」「少女ピカレスク」と大活躍なうえに、作品ごとに女優として進化しているんも感じられてキュンの波紋疾走状態やったんやが、昨年は映画出演がなく寂しい思いをしていたんよ…、しかし!時を経て傑作「ポエトリーエンジェル」のトリオ復活!めがねっ娘で踊る武田玲奈とか…マシンボーイは感動で泣けてきたぞぉ!スンスン、何故か水中でニーソックスという謎が過ぎるサービスカットも有りだ!ぺろぺろ

まぁな、それを言ったら天音くんもな、久々に好きな天音くんやった気がするんよ!まぁ昨年の主演作「王様になれ」とか恥ずかしながら見逃してしまっているんやけどな…
久々にダメ人間な天音くん見たら、はぁこれこそマシンボーイが見たかった天音くんやでぇ、あの腹立つ笑顔!なんやイケメンが主役のしょーもない映画で空気のような役柄与えられた天音くんの苦い記憶が全部吹っ飛んだわ!わっしょい!

あと玲奈ちゃんと並ぶも1人のヒロインはマシンボーイははじめましての加藤小夏ちゃん、まだ映画出演も少なく、来歴もよく知らんのだが、アイドル活動に高校生活と挫折を繰り返し私の青春ダメダメやわ…と腐っている少女を顰めっ面で熱演!
ただ彼女の所属していたアイドルグループ〝星いもco.〟が東京でブレイクには、嘘やろ?なった、ゲラゲラ

あとな、松浦祐也がサイコパスでも変態でもあかんたれでも無いまともな人の役で出ていたんはビックリしたしやな、森田想ちゃんが嫌な子の役やったんはスンスンした…
あ!中村優一は相変わらずアホやったわ!ゲラゲラ

さ、そんな素晴らしいキャストに鉄板なストーリーながら、マシンボーイがスコア4.1をつけた「ポエトリーエンジェル」におよばんかったんはな…やっぱり終盤のダンスが本来の主旨とはズレすぎてやいないか?問題でしてね、あんな密閉されたライブハウスみたいなとこで素人達が踊ったところで何の地域活性にもなんね〜だろ!なったとこですかね
登場人物達の個々の成長物語としては最高やったし、ダンス自体も素晴らしく、特に玲奈ちゃんの長い手足をぶん回して踊るんはキュンしかなくてな…、「キュンキュン」と心の中で思ったならっ!その時スデに行動は終わっているんだ!ってプロシュート兄貴の名言が思い出されたんやが…
うん、地域活性、PR動画、どこいった?感はちょい残念やったかなぁ…やっぱり小さなステージやなくて田舎町や森林をバックに踊って欲しかった!

まぁエンドロールのダンスとかは最高やったからな、この飯塚、天音、玲奈の最強トリオには、詩、ダンスに継ぐ新作を期待したいわ!
ってか久々に「ポエトリーエンジェル」観たくなってきたなぁ…ぺろぺろ

あ、そいえば玲奈ちゃんってば、新作がもう1本公開されているんよなぁ!筋肉太郎には興味ないが、給食は好きやし!監督は玲奈ちゃんとは「人狼ゲーム インフェルノ」に次ぎ2度目のタッグで、昨年は「柴公園」をマシンボーイ映画賞作品賞受賞に導いた綾部真弥監督やから、ぜひ観なあかんよなぁ!ぺろぺろ