ジョーンの秘密の作品情報・感想・評価

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「ジョーンの秘密」に投稿された感想・評価

第二次世界大戦時にイギリスでKGBとしてスパイ活動をしていたメリタ・ノーウッドの半生を基に描かれた映画。一昨年のトロント映画祭でもさほど話題にならず、IMDBでのスコアも微妙だけれど面白かったです。実際とは少し違うエピソードも多く盛り込まれていて、エンタメ作品になっています。主演のジュディ・デンチ、もう85歳なのね。あと何本の映画に出演してくれるかしら。切なさと狂気を内に秘めた老婆の役柄が凄くマッチしていた!
かーり

かーりの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

息子から責められて言った「あの時代を知りもしないで」ていうのはそうだなと思ったというか、そう思いながら観てた。未来から見れば批判するのは簡単だけど、渦中にいて結果的に何が正しいか見極めるのは難しい。結果が出ても正しかったのかはわからないし(抑止力になったのかということ)、誰も漏らさなければどうなってたのかもわからない。
でも、世界を揺るがすような選択をする場面は自分にはないけれども、自分の思考や選択がまちがってないか、唆されてないか、よく考えないとなあと思った。

ゲバラのマグカップは笑っちゃった。本人がほんとに使ってたのかな?
ウィキによると1972年までスパイ活動をしてたらしい。映画では、こんなおばあちゃんになってから戦時中の善悪を問われても、と思ったけど、実際はめちゃくちゃ長いことやってるやん!
hane351

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3.6
ストーリー的には楽しめた(^^)
原爆の開発は各国がしのぎを削ってたんだと言うが判った。
osowa

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3.5
結局あの当時は日本を含めた世界中で血眼になって原子爆弾の開発をしていたのだ。
そして恐らく、どの国が最初に開発していても世界のどこかの人々が犠牲になったことだろう。

当時本当に作品で描かれたほど詳しく原爆の被害状況が戦勝国の国民に知られていたとは思えないので、彼女がソ連に情報を渡した理由が広島への原爆投下が理由であるというのほ後付けのように思う。

だが、それでもやはり世界中に技術が拡散することによる抑止力は働いたのかもしれない。

そんな風に思えるのは私が広島や長崎とは離れた地域で生まれ育ったせいだろうか?
em25

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3.3
スパイといってもその人の裏側もあるんだなと感じた。
summer

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3.0
その時正義だと信じたものが、未来で悪になる。あゝ…
たまご

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3.8
核戦争は起こっていない、だから世界均衡に貢献したんだ、というのは結局、後世だから言える結果論に聞こえてしまった。不健全な平和ではないのか。
"Red"な信条からはやや距離を置いていた「普通の大学生」だったソフィー・クックソンのパートでは、自らの強い信条でやったことというよりも、利用された感は否めなかった。

ともあれ、何十年経ってもジョーンは「正しい」と信じ続けた。
原爆に関する事実、我々も目を逸らすべきではない一作。
この世で絶対に正しいモノはない
と私は信じている。

このお婆ちゃんの若かりし時の正義が正しかったのか正しくなかったのか
そんなモノは誰も正しく判断できはしないのだろう。

と、禅問答のように考えた。
2020劇場鑑賞/22
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