あの名作の二人を讃える作品と言ったら
いいのかな。
こういった感じの作品を作ることに賛同
しかねるのです。一作目で完璧なのだから
続編など無粋というものです。86年の"2"
ですら不要だと思ってますから。
だけど観てしまうのはジャンとアンヌの
二人の組合せ(俳優としてもキャラクター
としても)が好きだからだと思います。
どちらか欠けたら観ないでしょうね。
この作品に思い入れがあるのだろうと思い
ますが、あまりこだわり過ぎるのはいかが
なものか…。映画監督としてあまり良い
ことのように思えません。
トランティニャンとアヌーク・エーメの
コンビが観れるなら観ちゃおうか、と
いうファン心理ですね。
二人共愛らしくて素敵です。
ピアノの音だけで二人を観れば色々と感じ
られるのに、そこに余計なシャンソンが
絡むのがイラっとします。言葉で表現する
必要などないのに…。
作りて側のセンスが疑問です。