カズザク17

男と女 人生最良の日々のカズザク17のレビュー・感想・評価

男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)
4.0
年を取る。体が弱り、記憶も失われていく。でも、これまでの人生で一番愛した人のこと、その人との幸せだった時の記憶だけは鮮明に覚えている。ほとんどの場合、記憶…時には都合良く美しく脚色された思い出となって、振り返るだけで終わるのだが…この映画ではその最愛の人が、ある日突然目の前に現れる。ある意味、幸せな人生(の終幕)である。過去と現在、夢と現実の間をフワフワ漂う感じが心地良かった。一度は別れた二人がパリの駅で再開…昔の映画も観てみたくなった。