このレビューはネタバレを含みます
やっと観れた。
映画館で観れなかった自分を恨む。
まず大好きな辻村深月さんのお話。
しかも大好きな河瀨直美さんの映画。
好きな作品の実写化は壊されるの嫌であまり観ませんが、これはやっぱり素晴らしかった!!
光の使い方、鳥や木の挿入。
私はこういう画が好きだとつくづく思う。
河瀨直美さんの自然音の使い方も好きだ。
寄り方、揺れ方、心理描写がすごい。
永作博美さんの、本当はしんどいのに大丈夫って言ったり優しい嘘をついて笑ったり。
あの表情に毎回ギュッときて。
最後、警察から彼女がひかりだと知らされたときの顔がまさに口が乾いていく感覚。
いいですね。
井浦新さんも優しい、優しい表情をする。
空港のシーンは泣きました。
ひかりとの対面で、震えながらもしっかりと意思を伝えて行く感じが、すごいお父さんだって。
蒔田彩珠ちゃん、お名前知らなかった。
でもどこかで観たことある。いい俳優さん。
中学生、初恋、好きな感じ、別れ。
ベビーバトンで初めて優しい言葉を言われた時の表情が胸を打ちました。
ビデオカメラのシーンも好き。
浅田美代子さんのセリフが自然過ぎて、脚本にはなんて指示だったのか気になる。
子供たちのシーン、朝斗くんの目、子供の存在感ってすごいなぁって思った。
エンドロール
朝斗くんのセリフでもう一度泣きました笑
また小説も読みたい。