このレビューはネタバレを含みます
思ってたのと違ったけど、久しぶりにずっしり重い邦画を観た。
予告編の印象では突然現れた生みの親の出現に翻弄される永作博美と井浦新夫妻の葛藤を描いた映画だと思っていたけど、これは蒔田彩珠ちゃんの物語だった。
育ての母と生みの母。
どちらかを悪者とすることなく、永作博美と蒔田彩珠のどちらにも感情移入出来てしまう。
もうちょっと永作井浦夫妻が生みの親の出現に苦悩するシーンが観たかったけど、いつか生みの親が現れることも覚悟していたとも思うのでそういうシーンが無くても納得。
最後の朝斗くんの一言に涙腺崩壊させられるが、あの一言を言えるのは育ての夫婦がひかりの存在をなかったことにしなかったからじゃないかな。
余計なお世話だけど個人的には本当に大変なのは朝斗くんが大きくなって自分が里子に出された理由を理解出来るようになってからだと思うよ。😅
蒔田彩珠ちゃんの演技がスゴかった〜😱
今年の新人賞を総ナメするだろうな👏
ハリウッド映画がほとんど公開されない中で邦画が頑張ってるね💪
