カセットテープ。
もうすっかり忘れていた。
ブルース・スプリングスティーン。
全く知らなかった…。
劇中に流れてくる80'sの曲も、
うっすら聞いたことがあるかな?
そんな私でも、
ワクワクしながら観た。
街を掛ける、思いっきり歌う、高校生…。
どうやら、このシチュエーションに弱いらしい。
ジャベドが、学校や地域で、
周りから向けられる視線。
家では昔ながらの考え方の父親。
辛いな…。
妹さんがこっそりクラブで遊んでたり、
その弾けっぷりが楽しい。
お父さんが、お母さんだけに見せる、
弱い姿やったり…。
ジャベドの成長ストーリーなんやけど、
当時のイギリス社会も垣間見れる。
友達、好きな人、音楽…。
高校生であっても、
大人であっても、
国や世代が違っても、
大切にしたいことは同じ。
私も音楽には助けられた。
世代を問わず、楽しめる作品です。
私はこの当時は幼く、
流行りの曲などは、実際にはよく知りませんが、
当時10代の、学生時代を過ごされた方なら、
更にグッとくるものが、あると思います。
実話なのも良いですね。