おもしろかった。実在する方のお話でおもしろかったと言うのはあれですが、映画としてとてもおもしろかった。意外と「おもしろかった」って感じる映画私は少ないのだけど。
実話もの×法廷もの×東出昌大 と個人的好みの掛け合わせなのである程度期待していたけど、思ってたよりもはるかによかった。
・あらすじを読まず、実際の事件も知らなかったのが良かった。あそこで無罪判決が出るのかと思ったら違って、そして無罪判決が出るところは描かれない！そりゃそうだ。最終的に無罪だからよかった！すっきり！って話じゃないもん。実話なのがつらい、悔しすぎる
・金子勇という人物を大好きにさせてからのあのラスト。泣かずにはいられない
・天才性とそれがゆえの変人性、こちらがひやひやするほど自分のことは無頓着で、楽天家で…東出さんが超魅力的に演じていた。エンドロールで出てきたご本人のしぐさ・雰囲気、そのままでちょっと笑ってしまった（そうだ、「聖の青春」の羽生善治役もそうだった！と思い出した）※ファン目線
・法廷でネコファイト披露するシーン大好き！
・壇先生との友情？のような関係性も良かったなー。弁護士ってかっこいい。弁護士が活躍する映画ドラマ色々あるけど、一番「弁護士になりなかったな」って思った。リアルだったからかな
制作に関わられたであろう関係者の皆様、金子勇さんのことが大好きだったんだろうな、って感じてまた泣けた。私も好きになった。
