狭須があこ

家なき子 希望の歌声の狭須があこのレビュー・感想・評価

家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)
3.4
ついカメラを向けたくなるような、色鮮やかで美しい風景がたくさん。
フランス、映画の倫理観はわりと苦手だが、こういうとこはホントにいいんよな

起・承・承・結。
前半ゆったり進み、なぜか後半けっこう巻く。

謎の家族、歯、お兄さん、なに?w
ちょちょ、もう少し詳しく…と思ってる間に少年時代がパパパと終わって
「何やかやあったけどめでたしめでたし」って、いやジジイーーー!!!

おまえ話の配分間違えて朝が来たから強制終了したやろ!!

期間的に明らかに子供時代より長いはずの大人時代も完全にスッ飛ばしているのがとても違和感だった
子供時代で歌についてのフラグを回収しきったレミ、大人時代の歌の意味って、彼にとってどういうものだったんだろう。

という語りの下手くそを差し置いても、子供時代は波乱万丈だったなぁ、クセなくて後味も爽やかだなぁ、となる映画でした。
子供のとき見たいけど、子供で見ると自宅から産着を探そうとするだろうな。

登場人物の大半がいい奴で、心がやたらざわめかないクリアな映画
悪くもあり、良くもあり。
歌のシーンは吹き替えで聞きたかったなぁ
狭須があこ

狭須があこ