Shirorin

家なき子 希望の歌声のShirorinのレビュー・感想・評価

家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)
3.8
11歳の少年レミは、優しい母と貧しいが幸せな毎日を送っていた。ある日、長い間パリへ出稼ぎに出ていた義父により、レミは旅芸人の親方ヴィタリスに売り飛ばされてしまう。情の深い親方に歌の才能を見いだされたレミは、犬のカピや猿のジョリクールと共に旅を続けていく…というストーリー。


字幕で見たかったけど、近所では吹替のみ。
さすがに歌は吹替にならないよね?と思ったけど、歌も吹替だった…😣
エンディングでようやく素敵な歌声を聞けたけど。切なくて美しいメロディで、すっかり覚えてしまった。この男の子、めちゃくちゃ可愛かった💕

昔々に読んだはずの「家なき子」📘
すっかりあの頃の気持ちに戻って見てました😅
犬や猿🐒が可愛かったけど、オオカミ🐺は怖かった💧

フランスの田舎の広々した田園風景、イギリスの都会的な街並み、衣装、どれも好みで心が洗われた😊

語り聞かせ役がジャック・ペラン‼️
『ニューシネマパラダイス』から30年近く経つのに、全然変わってなくて驚き😵青い目も素敵なままでした。


親方がレミに温かく接してくれて、文字を教えてくれたり、父親のように愛情を注いでくれた。
彼は彼で辛い過去を背負っていたからこそ、レミを可愛がってたのかな。

車椅子👩‍🦽のリーズの母親に、レミを使用人のトップでなく、求婚できる男にしたいというとこ、感動した🥺

最期もレミの歌声と、故郷の香りに包まれ穏やかに…😭
私もあんな風に穏やかに、好きなものに包まれて死にたい…と思ってしまった。


義父は11年も家に帰らなかったの?とか、
なんで親方は人んちの納屋にいたの?とか、
親方はレミを親元に戻した後、なぜまた戻ったの?とか、
逃げる時にヴァイオリンを忘れたままなのが気になったりとか、
赤ちゃんが子守唄を覚えてるもの?とか、
大人だからいろいろ気になってしまったけど、大人でも見終わって温かい気持ちになれるし、子供ならもっと純粋に楽しめる作品じゃないかな😊
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