こよりちゃん役の人の、ほんとっぽさがすごかった。
終わった後のトークショーで、上村奈帆さんが、良いこと言っていた。もう忘れちゃったから私の解釈が多分に入ってるけど、
普通、人が他者とコミュニケーション取るときは、ここまで見せられるみたいな一線があって、その中を覗こうと思っても板が一枚あって覗き込むことができない。つむぎも糸井もこっち側の人間。でも、こよりにはそれがない。覗き込んだら底まで見えるような人。
そしてこよりは、ただそんな事でも、2人が自分にない同じものを持っているということに傷ついていて、でも傷ついてる事にすら気づいてないのかも知れない。
というような話。
この映画を観て、こういう繊細な部分に気づいて考えられるってすごいことだと思う。次は上村さんの作品を観ようと思う。