テレビ版は観ておりませんが、評判の良さに釣られ視聴です。
映画化にあたり、変にスケールをアップするとかではなく、テレビ版同様のクオリティを維持してるんじゃないかなと推測。この手のオムニバス形式は変えようが無い分、ファンも安心して観れるのでは。
初見の私でも、二時間弱の間に多数のエピソードを続けて見せられると、終いには各キャラクターに愛着沸いてきますよね。個人的には、佐藤玲さん演じる沙英が可愛らしくて良いんではないかと。
また酒木役の山田真歩さん、この女優さん初めて知ったんですが、なかなか味のある役者さんですね。絶妙な年齢層のOLを上手く演じてましたねー
OLの何気ない日常を、こうも上手く切り取って面白おかしく描ける、バカリズムさんのセンスには感心します。
ゆえに男性が観ても楽しめる、ゆるくても笑いのレベルは決して低くないですよ。
反面、テーマがどうこうとか考える人達には、観ても時間の無駄にしかならないでしょうが(^_^;)
テレビドラマあるあるで、この手の系統はテレビのスペシャル版で十分との声も聞こえて来そうです。ですが、肩肘張らずに軽い気持ちで観れ、かつクオリティが保証された作品を劇場で公開するのも、邦画のファン層を広げるのに大事なんじゃないかなと思った次第です。
