たむたむ

No Reason(原題)のたむたむのレビュー・感想・評価

No Reason(原題)(2010年製作の映画)
4.0
イッテンバッハならコレ!と複数のフォロイーさんからオススメ頂いていた作品。
主人公ジェニファーが死に直面し、死後の世界で過去に犯した罪と罰、自身の人生と向き合う様を描いたジャーマン・ゴアサスペンス。

(いい意味で)らしくない作品。
確かに、イッテンバッハにしては(失礼)驚くほどマジメに作られてる!だってオープニングから従来とはテイストが全く違うし、ラストの締め方なんか意外な変化球で、不覚にも胸が熱くなってしまいましたわ。。( ᵒ̴̶̷᷄-ᵒ̴̶̷᷅ )笑
いゃあ、見直したよイッテンバッハ⭐︎
とはいえグロゴアは抜かり無いクオリティだし、不気味キャラや世界観設定も最高♪

ジェニファーの意識が飛んだあとは、赤(損壊死体が散らばる拷問部屋=暴力・苦痛)・緑(残虐SM部屋=腐敗・虚無)・青(孤独の部屋=絶望)と様々な異空間で、ひたすらゴアシーンが繰り広げられるんだけど、シークエンスの繋ぎが少し雑な印象で、人によっては付いて行けなくなる可能性あり;
序盤(特に赤パート)のカメラワークや映像処理なんかは、めちゃくちゃ『SAW』っぽい♡

時系列イジり系にしちゃ割と着地しっかりしてるし、冗談抜きで良作だと思うんだけど、なんで日本未公開なんだろう…?(˙˙*)?
ただ、トイレをウン○まみれにされてゲンナリしたり(苦笑)他にも、コレなんか意味あったんかな?みたいなシーンも無くはない。

鑑賞難易度は高いですが、ゴア描写に耐性がある人には是非オススメしたい♡これはイッテンバッハの最高傑作と言っても過言ではないと思ふ( ≖͈́ ·̫̮ ≖͈̀ )
ちなみに…主演の女性は、ほぼ全編全裸ですw

【永遠の無と眠りさえあれば、ここは楽園】
たむたむ

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