おしえて!ドクター・ルースの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

上映館(7館)

「おしえて!ドクター・ルース」に投稿された感想・評価

kei188

kei188の感想・評価

3.0
たまたま見かけたWebの記事で、日本語の誤用の話がありました。
いくつかの例があげられていました。そのうちの2つ。

「姑息」と「破天荒」。姑息って、卑怯ではないんですよね。日本人の7割が間違って利用してるそうです。本当の意味は「一時の間に合わせにすること。また、そのさま。一時のがれ。その場しのぎ」。そして、破天荒は豪快ではないんです。破天荒とは「前人のなしえなかったことを初めてすること。また、そのさま。前代未聞。未曽有(みぞう)。」

ドクタールースとはこの二つの単語がふさわしいと思いました。

姑息。彼女が日本語がわかれば、まさしくこの言葉とは真逆のことを実現しようとしているんでしょうね。彼女は幼少からの不幸で空いた大きな心の穴を埋めようとしていました。心の穴を埋めることが次へのステップと思っていたんでだと思います。彼女は自助努力で穴は埋めたと思いますが、それはスタートラインでしかなかった。穴は埋めなくとも、次の進むことができるし、空いた穴も個性だとわかったんでしょう。だからこそ、誰もが大手を振って語らなかった、タブーとも言えるセックスの話を表に出して、悩むことはない、と言い続けたんでしょう。人それぞれだし、コンプレックスにもなるし、なかなか解決しない問題です。それをまさしく、姑息で終わらせるのではなく、堂々と語ることで、表舞台に出して、何も悩むことはない、みんな同じ。そう思わせることで、多くの人を解放したんです。その解放は自分自身の解放だったのかもしれません。
だから、孫娘たちに、おばあちゃんはフェミニストか?と訊かれて、「No」と答える。ノーマルでもないと主張します。誰もがみんな個性がある、性格だけじゃなくて、見えないところまで。レッテル張らずに、みんなで認めよう、彼女の生い立ちがそう思わせているのでしょう。

破天荒。これは文字通りです。誤用の意味も当てはまります。パイオニアであり、豪快。だからこそ、多くの人の共感を得たのでしょう。

比べるのもどうかと思いますが、RBGのドキュメンタリーと同じく、伴侶である旦那さんの存在って大きいですね。ルースも言ってましたが、最初と2番目の旦那さんは、形だけの存在でした。相互理解はあったんでしょうが、穴を埋めるだけで、埋めた後には何もなかった、ということでしょうか。

封切ではスケジュールの都合が合わず、見ることができませんでした。やっと、穴場の川崎市アートセンターで観ることができました。公共の施設なのに、1800円とは、少しくらい安くしてもいいじゃないの、姑息だな。あれ、誤用です。

2019年劇場ー141本目
y

yの感想・評価

4.5
立ち仕事してきた後でも寝なかったずっと惹きつけられていた映画
nao

naoの感想・評価

4.6
「ジョーカー」にも出てたドクタールース、その本人のドキュメンタリー。
もう、言葉を尽くしても語りきれないって思った。

たとえ砲撃を受けて両足切断の危機にあい、病院に運ばれて、ベッドがなく本棚に寝かされてる状態でも、イケメン看護士がいたら両手が使えないフリをして、食事を食べさせてもらうという自分の欲求を大事にする事を、見習いたい。
かい

かいの感想・評価

3.8
ドクタールース、笑顔がめちゃくちゃチャーミング!パワフルで心優しくてチャーミングで大好き!
心理学の先生の話が聞けると思いきや、まさかセックスセラピストとは!でもドクタールースの波瀾万丈な人生からは勇気づけられることがいっぱい。とにかく行動すること。ポジティブな気持ちで行動すればきっといいことが起こるそんな気持ちにさせてくれる映画でした。
映画では答えてなかったリスナーたちのセックスの質問の答えが気になる〜。
nanaayu

nanaayuの感想・評価

4.0
英語でのシモの単語が一気に増えた。
性的なことをこんなにあっけらかんと言ってくれる人がいたらあり難いと思う。身内じゃなければ。

みんなノーマルって、上部だけでなく本当に思っているのがわかる人柄だった。

兄弟で乗換えしたのはちょっと…と思うけども。
私には両足切断の瀬戸際でイケメンにご飯を食べさせてもらうガッツがないのがダメなとこなんだなって思った。
学び続ける知識欲も尊敬。
超アクティブなおばあちゃんの伝記。元気になりたい時におすすめ。
せーこ

せーこの感想・評価

3.9
沢山の人を救ってきた彼女が言う、「誰も救ってはくれない」っていう言葉のせいで2時間くらい歩いて帰ってもた。疲労困憊。
み

みの感想・評価

4.0
急に予定がなくなって近くに映画館があって丁度の時間に上映される映画だった… という理由で事前チェックもなしに見た!

ドキュメンタリー映画だって知らなくて、普段はドキュメンタリー映画見る事ないから戸惑ったけど
ドクタールースの魅力にどんどん魅了されていって…
最初は、ふ〜んって感じで見てたけど最後はめちゃめちゃ感動…てのも違うな、なんかめっちゃ考えた…自分のこと…人間性…?みたいなこと…

良い映画だった!
見てよかった!
素敵な人だった!!すっかりファンになった
pilotis

pilotisの感想・評価

5.0
あまりに大切で、色んな感情がこみあげてきて観終わってすぐに感想を残せないくらいだった、今年のドキュメンタリー作品で一番とっておき。メモしながら観たいくらい、印象的で覚えておきたい言葉がたくさん。なので2回目はバッチリ紙とペン持参して。

彼女の人生や仕事としてだけでなく、ホロコーストで生き残った人のその後や生き方など、しっかりと言葉と映像で表現されていた。彼女の的確で明るくチャーミングな話し口も暗くなる展開に明かりを灯すし、彼女をとりまく孫やラジオに誘った企画者も話し方が心地よい。
彼女の知的好奇心と戦争体験と、一歩進んでいた女性の自立した姿、人の悩みを聞く姿勢、そしてどこまでもハンサム好きなところ(笑)とにかく詰めこまれているけれど分かりやすくカラフルそして繊細に纏められていた。

以下2回目鑑賞でメモした言葉抜粋
(書き殴ったので間違いはあるはず)

<簡単なありがとうから救われましたという感謝についてどう思うか>
140センチの身長が180センチになるほど嬉しいわ

相手を想って我慢しないで行動しなきゃ

ノーマルなどない 皆ノーマルだ

神聖なものを見せるわ(一人スイスに疎開した時のスーツケースに忍ばせられた美しいタオル、名前の刺繍入り 今はジップロックで保管)
これが私を繋げているの、私の過去とね

<スイス宛の父からの手紙は一つ残らず保管されている>
伝えにくいことが伝わるのは詩なればこそ
父の手紙が読めるのは離れてなればこそ

5年 この時間を家族と生き直せたら

<エイズ蔓延でゲイ差別が過激化した際>
人間じゃないと見なされた人々に
無関心ではいられなかった

魂の奥の深いところではわかっているはずよ

<フランスの大学で学びアメリカへ>
船は4等船室
勝手に上の階には行けない
命令はうんざり ルール無視して皆で外へ
見逃したくなかったの 自由の女神像を

お金はなかったけど 楽しむことはできる

<孫たちとチェス>
負け方も学ばせなきゃ
賢い孫たちね 見事よ

3度目が大成功しないとは限らない
駄目になるかもしれないなんて
心配は意味がないわ

(過去の話を)詳しく語るつもりはない
誰も救ってくれないもの

誰にも相談出来なかったことに
彼女は真剣に答えてくれた

<否定的な言葉を発した男性に対して>
駄目 この言葉は禁止
居るのは感じる事を学ぶべき女性たちよ

<娘がルースの生き方について>
私は全肯定する