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糸のstandfieldのレビュー・感想・評価

(2020年製作の映画)
4.2
監督  :瀬々敬久
製作国 :日本
ジャンル:ドラマ、恋愛
上映時間:130分 

<あらすじ>
北海道で暮らす13歳の高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)は、互いに初めての恋に落ちるが、ある日突然葵の行方がわからなくなる。彼女が養父の虐待から逃れるために町を出たことを知った漣は、夢中で葵を捜し出し駆け落ちしようとする。だがすぐに警察に保護され、葵は母親と一緒に北海道から出て行ってしまう。それから8年、漣は地元のチーズ工房に勤務していた。

<感想・見どころ>
中島みゆきさんの名曲「糸」をモチーフにした、男女の出会いと別れの物語。

平成という時代の移り変わりとともに、
主役二人の人生が繋がったりぷつりと切れたりしていく様を上手く描いてた。
残酷な現実に引き裂かれて別々の人生を歩んでいき、何度も結ばれそうで結ばれなかったけど、最後は結ばれて本当によかった。

「運命の糸は誰にでもある。切れることもある。それはまた誰かと繋がり、また切れる。人生はその繰り返し」
榮倉奈々の言葉がとても印象的だった。

糸が流れるタイミングが絶妙すぎて鳥肌たった。糸だけでなく、ファイト!もめちゃめちゃいい曲だった。

小松菜奈はやっぱり綺麗だよな〜。
歳を重ねるたびに上品になっていく様がよかった。
山本美月の役にはイラッときた。

出番少ないけどGENEの片寄涼太も出てたよね。
めっちゃ棒な上に早口で何言ってるのか聞き取れなかった笑
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