とても良かった。
少し昭和の雰囲気も残しつつ新しくもある。まさに平成らしい。
菅田将暉と小松菜奈という組み合わせだから、糸という曲が好きだから、そんな理由で観た映画だったけれど、話の作り方の上手さに引き込まれてしまった。
2人の人生を凝縮して交互に見せているけれど、流れが自然なので違和感なく観ていられる。その中で出会ったり別れたり再び出会ったり。
運命を信じたくなる。赤い糸じゃなくても。
誰かと繋がった糸は切れたら終わりの時もあるけど、会うべき時に繋がることもある。ロマンのある映画だった。
泣いている人が居たら抱きしめてあげてっていうのも、子どもに教えてあげたい。
悲しい繋がりも多いけれど喜ばしい事もあるから、生きてる限り糸は繋がりあっていく。
最後は「やっと繋がった」って心の中で叫んでしまった。
途中ほろりと泣ける場面もある。是非観てほしい。出来れば1人で、浸ってほしい。
でも今コロナ対策で席開けて座るから、正直誰と観に行こうが一緒だった。今映画館で観て欲しいな。1人で観て、その場で誰かと共有してほしい、かな。
