このレビューはネタバレを含みます
面白い!
原作は知りませんが、世界観にハマりました。
淡く美しい背景にちびまる子ちゃん的なシンプルなキャラクター、異様なまでの間の長さ含めたまったりとしたテンポ、よもやのリコーダー、、、
何気に皆素直で優しいのも良いですね。
緩いながらも、密かに危機感を持ち、ひとりちょんまげ島でリコーダー特訓し開眼した研二が深みと面白味を加えてくれています。
"古武術"の自己肯定感と"古美術"の自己否定感の対比も面白いところです。
この自己肯定感を見習いたいものです。
亜矢の家のネコのシルエットがウチのネコにそっくりだったのも、フェスのネコポスターも印象的でした。
研二という名前がなんとも味があります。そして研二のお兄さんはどんな人物だろうか等と想像してみたりするのでした。
ラストの太田の気配りも素敵でした。
古美術のビラ配り時、観衆の中に研二の頭だけ登場というのが粋です。
研二のケツリズムもロトスコープ??