劇場は超満員。
サブカル臭は致し方ないとして、アニメファンと思しき層に、一部お子様まで。
とんでもねえ初期衝動を感じさせてくれよ!
いっちゃん良かったのは、何より登場人物の歩行。
それぞれ独特の足の運びが、少ない作画の中で表現されており、古武術なるバンド名もワーセンだけでは無いのだろう。
一方で音楽の方はと言うと予告編以上の衝動を煽ってくれることはなく、喧嘩最強、楽器やってみたらがっつりプリミティブサウンド、唄もうまかった、そんな都合のええお伽話を観たいんじゃあなかったのよ。
山場なんだろうフェスの辺りではこの短い作品にもかかわらずウトウト…
イメトレだけでドラム叩き始めたあの頃の記憶が蘇ることもなかった。
サブカル畑にいない、特に若え人になんらかのソウルが届いたのかちょい疑問。
"シュ〜ル〜"で済まされてないといいけど。
エンドロールで松江某の名前を見て激しく舌打ち。
序盤で『熱笑!! 花沢高校』獣田三郎50メートルパンチ級のファイトが見れなかったのも消化不良だし、三人の無敵のフォーメーションファイトでもありゃあ重低音バンドサウンドにも説得力あったと思うわ。
〜〜
今日の一曲
坂本慎太郎じゃなかったら観てなかったけど、こういうのきっかけでバンド始める人がいたらイイナ。
夜行性の生き物三匹 - ゆらゆら帝国
https://m.youtube.com/watch?v=n_dk8ChdCA8
2020劇場鑑賞11本目